
ASO部くたー
受付も済ませて平和だなぁとぼんやりしていると
モノ「くたーさんっ〜!上いかないんすかぁ?」
なんて聞いてくる人がおりまして、
くたー「んあ〜?上?うーん、天気は良いよね」
なんて返事を返していたんですが、ここまで来たんだからせめてここから見てる場所(小屋が見える{この時はそこが剱御前だと思っていた})まで登ってみることに。(しかしこれが後にとんでもないことに……)
モノ&くたー「まあ、軽く登っていって、無理そうならすぐ下山しよう😄」と。
支度をして13時半頃にキャンプ場を発ちます。
正直かなりの高低差を登ると予想していたため、リュックの中身もほとんどテント内に置いておきます。
登れど登れど、頂きが見えてこない。
2時間少々登ったころで、水が底をつきかけ、若干のピンチが訪れます。
くたー「自分が上まで行ってると下山で時間取って日が暮れるまでに戻ってこれないかもしれない、モノ君だけでも上に行って写真動画とってきておくれ😭ついでに水が売ってたら買ってきて下山してきてください。自分は行けるところまで上に行きます……😭」
モノ「りょ、りょうかいっす……無理せずだめなら下山してくださいよ」
と、カメラ付きジンバルを片手に、ひょいひょいっと登っていくモノ君😲
案の定、急勾配が続く場所でストップしては1歩進みということをしていると、下から追いついたオジさんが一言。
おじさん「大変そうだね〜どこまでいくの〜!?」
くたー「はいぃ……剱御前までと思っているんですが……もう力尽きそうで……くたくたなんです……」
おじさん「あぁ〜ここは急でキツいからねえ、でも頑張って、もう少しだよ!」
なんて励まされて、最後の力を振り絞り(最後じゃありませんが)登り続けます。
で登っていると上からモノ君がダッシュで下りてくるじゃないですか。
モノ「くたーさんっ〜!写真撮りましたよ!そして水ありました!これっす!」
とペットボトルを2本ばかり渡してくれました。
これが命の水となって30分後ぐらいに上まで行けたのです。久しぶりに涙しながら登山しました。
上に着くと、なかなかの絶景。
くたー&モノ「わぁ〜綺麗だなぁ。剱御前まで行けて良かったずら!!オーいぇい♪」
と無事目的地まで登ったことに感動しておりました。
なんてこの時は思っていたんです。
実はこの山頂だと思っていた場所は「剱御前小舎(つるぎごぜんごや)」で、剱御前はもう少し奥の方にあったらしいのです。
まあ、テント場から眺めて、見えてるあそこ(剱御前小舎)まで行こうという話だったので、達成したと言えば達成したと思います😄
また紅葉シーズンに体力を付けて行ってみたいと思います。
そして下山すること1時間少々。時間は5時半頃だったのではないでしょうか。
まだ陽が明るいうちに戻ってくることができました。
このまま夕食の準備をしたかったのですが、疲れ果てていたため、ちょっとテント内で横になったところ、30分以上記憶が飛んでいたようです。
辺りも薄暗くなり始めていたのですが、気の利くモノ君が売店で缶ビールを買ってきてくれてました。
モノ「おつかれっす〜!そういえば、ロッジ立山連峰で温泉&夕飯食べられるみたいですよ。時間がもうすぐ閉店になっちゃうころですけど」
くたー「な〜にぃ〜!ちょっと疲れてるから自炊はやめて、夕食食べに行こうよ」
と、いつもより速いペースで缶ビール🍺を飲み干し、ロッジ立山連峰に向かいます。
ロッジ立山連峰につくなり、早々と牛丼を平らげ(こんな山の奥で暖かい牛丼を食べられるとは思ってもみませんでした)、温泉に浸かります。
またこの温泉が良いお湯で、アルコールも混じってか
くた&モノ「きもちええわぁ〜。うぃあぉ〜。ふぅぅ〜」
なんて独り言呟きながら至福のひとときを過ごしました。
戻ってくるとライトがないと見えないくらいの暗さになっていたため、ロッジで買った缶ビールを片手に雑談しながらこの日は就寝しました。
旅人くたーの朝は早い……ということで、5時に目が覚めたので早々に撤収の支度をします。
モノ君も起きてきたので、6時頃にバッドパームスで仕入れた食料を頂くことにします。
店員さんオススメの「カレーライスセット」を頂きます。
あまりインスタント系は食べないんですが、保存食はパサパサして美味しくないという印象がガラッと変わりました。
アルファ米を使っているそうですが、めちゃめちゃうまい。非常時でもこんな美味しいご飯食べられるのは贅沢だと思えるほどでした。
さてさて、朝ご飯も食べたことなので、早々にテントを撤収して帰路につきます。
途中、登ってくる方に撮ってもらった写真。
なんかやり遂げた感があるいい顔です(モザイクですみません)
帰りは少し寄り道をしつつ1時間半ほどで室堂ターミナルに到着。
高原バスとケーブルカーを乗り継いで立山駅へ。
10時頃だったと思いますが、立山駅に戻ってこれました。
相変わらず登りの便は大渋滞しておりました。
駐車場まで戻ってくると二人ともどっと疲れたなぁという話第に花を咲かせながら、伊勢に戻るのでした。
岐阜を通るなら髙山。髙山と言えばの髙山ラーメンでしょ!ということで、今回も「宮川中華そば」でラーメンと炒飯を頂いてきました。
今回の突然キャンプ場に行って見たシリーズ第3段ですが、立山駅まで車で5時間、そこから雷鳥沢キャンプ場につくまで数時間、さらに登山までしてくるというややハードスケジュールでしたが、無事帰ることができてほっとしております。
※皆さんは登山を含める場合は計画的にしてくださいね。
雷鳥沢キャンプ場は、富山県立山にある登山者向けキャンプ場です。
※ファミリー向けテントを張るようなキャンプ場ではなく、どちらかというと登山者が利用するテント場です。
ハイキングのような装備で行って泊まることができますが、夏場でも肌寒く、しっかりとした登山装備をした上でトライしましょう。
近くにロッジ立山連峰やみくりが池温泉にて天然温泉に入浴することができます。
本ブログ以外でもユーチューブにて本動画の配信を行っておりますので、合わせてご覧頂ければ幸いです。
名称 | 雷鳥沢キャンプ場 |
住所 | 富山県中新川郡立山町芦峅寺 |
TEL | ー |
営業時間 | チェックイン(13:00〜)チェックアウト(詳細不明) |
予約 | 現地にて |
施設 | 管理棟、トイレあり。 |
地面 | 岩、砂地 |
最寄買物場所 | なし |
備考 | ロッジ立山連峰、みくりが池温泉など各種温泉あり。 |