
ASO部くたー
こんにちは、ご無沙汰しております、くたーでございます。
キャンプ場作り(神岳テラス)に注力しており、登山に行けていなかったのですが、ふと山が呼んでいる気がしたので、木曽駒ヶ岳まで登山しに行ってきました。
前日登山用品を整理している様子はYouTubeで配信しておりますのでご覧ください。
冒頭にも書いたとおり神岳テラス(キャンプ&コワーキングスペース)がオープンし、土日問わず慌ただしい日を過ごしておりました。
夏も本番良いシーズンになってきまして、「これは登山しなくちゃならないでしょう!」と思い立ち、いそいそと登山の準備をし始めます。
くたー「昨年行けなかった長野の木曽駒ヶ岳はどうやら比較的簡単に登れるらしいから今回はここにしよう(わくわく)」
スタッフ一同「……(またくたーが突然登山用品を準備しだした……)」
くたー「(ちらっ👀)モノ君、明日暇だよね?ちょっと登山行ってこようか?」
モノ「……いやぁ……予定が入ってましてすみません」
くたー「……そうかぁ……(ちらっ👀)……ねーちゃん(※1)、キャンプとかやったことないらしいじゃないか。キャンプ場を運営している者として勉強した方が良いと思うよ!往復でも3時間程度らしいので木曽駒ヶ岳いってみない!?😄」
※1 ねーちゃんは4月に我が社に入社した企画部のスタッフさん。
ねーちゃん「そんなに簡単に登れるんですか?でも土曜日は休みなんですが、日曜は神岳テラスに出社なんです」
おもむろに携帯電話を取りだし、企画部のAsamintに電話。
くたー「あ〜ねーちゃんが登山&テント泊したいそうなので、日曜日は誰か別の人を割り当てといてくれる!?」
ガチャ……。
そんなこんなで突然木曽駒ヶ岳へ行くことになったのでした。
ということで、朝4時に神岳テラスへ集合し、いざ長野県へ。
高速を使って約3時間半の道のり。
夜の高速道路は自動車が少なくて走りやすいですね。
ねーちゃん「わぁ〜着きましたね😄」
くたー「うむ。だがここからが少し時間がかかると思われる。バスターミナルからロープウェイに乗るところまでが行列で渋滞ができるらしいよ」
と駐車場からバスターミナルへ行ってみると、これが案外空いており、30分程度でバスに乗ることができました。
バスに揺られること30分程度、しらび平駅から乗り継いでロープウエイで千畳敷カールまでは約7分程度の道のりでした。
くたー「いやー着いたね😄」
ねーちゃん「すごい!こんなすごい場所があるんですね」
そう、ねーちゃんは登山やキャンプはほぼ初心者レベルだったのだ。
くたー「ここからが本番だからね、あの山の上らへんまで登ります。あそこが宝剣岳というところで、大体1時間もかからないでしょう……!」
ねーちゃん「ひ〜😭」
準備運動をしていざ出発!
危険箇所はあまりないとは言え、この激坂。
八丁坂というらしいのですが、斜度が45度ぐらいあるため、登山を普段していない人には相当きつい道のり。
登っては休憩して登っては休憩してを繰り返し、約1時間程度。
息も絶え絶えになっているねーちゃんでしたが、なんとか無事八丁坂を越えて、乗越浄土(のっこしじょうど)へ到着。
くたー「お疲れさんでした……!ここまで来たら後は比較的登りは少ないと思う!」
ねーちゃん「ほんとですか…死ぬかと思いました」
くたー「ええ、多少の上下はありますが、もう登頂したようなものですよ!」
乗越浄土に到着したのが大体11時頃だったか。お昼も近かったため、近くの宝剣山荘で昼食を取ることにします。
※撮影し忘れていましたが、自分は麺類では一番人気だという和風カレーうどん。ねーちゃんは豚汁を注文しました。
昼食をとって元気が出てきたので、ぼつぼつ出発します。
宝剣山荘からは、中岳を通ってテント場のある頂上山荘へ行きます。
大凡20分ぐらいでしょうか、てくてく歩いて行くと、頂上山荘のテント場が見えてきました。
ねーちゃん「おおっ〜すごい数のテントですね〜」
くたー「そうだね、しかしこれ自分らのテント張る場所あるのかね(^0^;)」
そんな会話を挟みながら、やや小走りにテント場へ向かいます。
頂上山荘で受付を済ませて、テントを張る場所を探しますが、頂上山荘に近い場所はテントが張られており、結構奥の方にテントを張ることに。
(頂上山荘テント場の利用料は1泊2000円/1人だそうです)
くたー「頂上山荘に近いところから『一等地』。徐々に離れていくと2等地、3等地となるそうです。」
ねーちゃん「私たちのテントを張るところは……」
くたー「3等地にもならない……スラムですね……😅」
どうやらこの日はテント泊する方が多く、テントを張っても良い場所には至るところにカラフルなテントが立てられていました。
くたーは最近購入したウルトラライトのテント、ヘリテイジのクロスーオーバードーム<2G>。ねーちゃんは貸してあげたアライテントのエアライズ2を立て始めます。
ねーちゃん「なんか地面がごつごつしてるんですが……」
くたー「しゃーないです……スラムですから……。見てくださいよ、くたーのテントを張る場所なんか、岩とテントが同化してるんです。ヴォーグですよ……」
そんなこんなでテントを張り終わり、しばしの休憩タイム。
まだ2時にもなっていなかったため、木曽駒ヶ岳も周遊することに。
しかしこのあたりから天気は良いものの、若干霧が出てきて視界が悪くなってきます。
30分もしないうちに木曽駒ヶ岳山頂へ到着。
あたりは霧で覆われていますが、多くの人で賑わっておりました。
稜線伝いに回って頂上山荘テント場に帰ることができるルートがあるらしく、帰りはルート変更して戻ります。
頂上山荘テント場まで戻ると時間は14時半ごろ。
特にすることがないため、夕食までは各自自由行動となりましたが、くたーは早朝から移動&登山で疲れていたため、テントに潜り込んで仮眠することにします。
目を覚ますと、あたりは薄暗くなっておりました。
頂上山荘で購入したカップ麺と保存食のリゾッタをいただきます。(写真がなくてすみません)
そうこうしているうちに、すっかり日も落ちてきました。
ねーちゃん「くたーさん、夜景は撮影しにいくんですか?」
くたー「そうだね……(寒いし動きたくないでござるが……)せっかく来たのだからテント場の夜景撮影しに行きますか〜!」
と、案外元気なねーちゃんと共に、夜景を取りやすい位置(中岳山頂付近)まで移動。
1時間少々夜景を撮影していましたが、そこそこ寒くなってきたため、テント場に戻って就寝タイムへ。
とテントに戻って寝るのは良かったのですが、ここで持ってきたテント&シェラフがウルトラライトな装備であったため、くたーは夜通し後悔することに。
カメラや備品などを持って行くために、テントは超軽量タイプ、そしてシェラフはやや薄めのダウン生地。
軽さを求めた結果、何か大事なものを犠牲にした装備。
これが寒くて、就寝する際は半袖でシェラフに入ったのに、1時間毎に長袖、フリース、最後はレインコートを着てホッカイロまで出すことに。
おそらく完全に眠りについたのは真夜中の2時ぐらいだったのではないかと思われます。
そして、4時頃になると、誰かが呼ぶ声がします。
……「くたーさん、おーい、起きてますか」
くたー「Zzzzz」
ねーちゃん「くたーさん……山の上(木曽駒ヶ岳)から日の出が見れるらしいんですが行きますか?」
くたー「(えぇ……寒いし眠い……)うーん、自分はテント場から撮影しようかな。ねーちゃん行っておいでよ」
と日の出を取るために気合い入っているねーちゃんを見送り、自分もいそいそと寝袋を出て、カメラを準備し、撮影しに外に向かいます。
待つこと30分程度。
昨晩からの霧が晴れたようで、雲海の合間から太陽の光が差し込んできます。
小一時間日の出の撮影をし、テントで寛いでいると、ねーちゃんも帰ってきました。
朝食も持ってきてはいましたが、さほどお腹も減っていなかった事もあり、珈琲を沸かして飲みます。
ぼつぼつと日も昇り始めたため、撤収作業にかかります。
6時頃には撤収も完了し、帰路につきました。
というわけで8時くらいには千畳敷カールへ戻ってくることができました。
その後はロープウエイ&バスで下山。
バスターミナル付近に10時からやっている「早太郎温泉 こまくさの湯」で温泉&昼食を頂ました。
久しぶりの登山&テント泊でしたが、素晴らしい景色を見ることができたと思います。
頂上山荘テント場は、長野県 上伊那郡にある登山者向けテント場です。
※ファミリー向けテントを張るようなキャンプ場ではなく、登山者が利用するテント場です。
高地なので、夏場でも肌寒く、しっかりとした登山装備をした上でトライしましょう。
近くに頂上山荘売店や宝剣山荘もあり、昼食も取ることができます。
名称 | 頂上山荘テント場 |
住所 | 富山県中新川郡立山町芦峅寺 |
TEL | 0265-95-1919 |
営業時間 | チェックイン(詳細不明)チェックアウト(〜8:00) |
予約 | 現地にて |
施設 | 管理棟、売店、トイレあり。 |
地面 | 岩、砂地 |
最寄買物場所 | なし |
備考 | なし |