
ASO部くたー
予約が取れなかったら車中泊するルートかと思いましたが、なんとかキャンプ場へ宿泊する事ができそうです。
車を走らせること20分程度、目的地点に近づいてきました。
紀伊大島は海に囲まれた場所ですが、今回お泊まりするキャンプ場は、森の中にあるキャンプ場「グランキャンプ 凪ノ谷」。
さっそく管理棟でチェックインします。
管理人さんご夫婦?がすごく気さくな方で、ウェルカムドリンクで梅ジュースをご馳走になりました。(夕方も遅くに対応していただきありがとうございました😄)
さて一通り説明を聞いた後、テントを張ることにします。
「グランキャンプ 凪ノ谷」では、道路側サイト(料金が安い)と森の方のサイトがあるそうです。道路側は車が通るので少しうるさいかもしれないということでしたので、森の方のサイトに宿泊することにします。
この日はカンソロキャンプ(完全にひとりキャンプ)だそうで、他の人がいないので、どこでも自由に使って貰って良いよと管理にさんに声をかけて頂きました。
蝉の鳴き声が心地よい真夏の山中、黄昏たい期分ではありますが…すぐにでも日が暮れそうであったため、一気にテントを立てます。
設営が楽なので最近こればっかりですが、シックスムーンデザインズの「ルナーソロ」。グランドシートを敷いてその上にテントを張って、6カ所をペグダウン。カーボン製のポールを入れたら完成です。
奥に見える建物が管理等。手前が炊事場+お手洗い+シャワールーム。
こちらが道側のサイトだと思われます。
炊事場棟(トイレシャワールーム含む)は新しくて綺麗。素敵な空間になっていました。
なぜか、山羊が2匹いました。この時間には小屋の中に入ってお休みしておりました。
あと、そこらへんの薪はサービスで使ってもらって良いよとのことでした。(本来は有料だそうです、親切過ぎて涙がでます)
さて、そうこうしているうちにいよいよ日が暮れだしたので、近くにあったスーパーまで車を走らせます。
今日の食材調達場所は「Aコープ」。
疲れ切っていたためカップ麺でいいやと思っていたのですが、動画も撮影したいしと思い、カレーを作ろうと思い立ちましたが……
カレーだとライスも食べたくなるじゃないですか。しかし、ご飯を炊くほどの体力に余裕がない。ということで、食品棚を物色していると、「スープカレー」なるものがあるじゃないですか!
これならば食材ぶつ切りにしてグツグツしてルーを入れるだけ、ご飯の代わりにフランスパンを買えば、パリジャンヌ!(意味不明)
というわけで、食材を買い込み、戻ります。
戻ったら早々に頂いた薪をバトニングしてフェザースティックを作ります。
大分暗くなってきたため、こりゃちゃんとフェザースティック作れてなかったからファイヤースターターでは火が付かないだろうなと思っていたら、案の定火が付きませんでした。
しかし、ここは上級キャンパーのくたー。
ライターで付けるのではなく、特製の「ワセリンコットンボール」を使って着火させます。
※ワセリンコットンボールとは、薬局に売っているコットンボール(傷口にちょいちょいってするやつ)にワセリンを溶かして塗り込んだくたーの秘密道具です。
もうこうなると、チャッカマンでそのまま火を付けたらいいじゃないのという声を頂きそうですが、そこはね。
「チャッカマンで直接点火させることは許さない!絶対にずら!(くわっ!)」
というくたーの強い信念ですので、お許しください。
焚き火が安定しだしたら、続いては、具材を用意します。
スノーピークのチタンクッカーに水を入れ、そのままぶつ切りにした食材を入れます。
※今回はピーマン、なすび、にんじん、じゃがいも、そして手羽先の5種類です。
手羽先とピーマンとなすびは少し焼いてから入れたかったのですが、とにかく眠気が半端なかったため、簡単に済ませることにしました。
焚き火にクッカーを焼べること20分少々。
食材が良い感じでグツグツいい始めました。
完成したスープカリーがこちら!!
暗くてよく分かりませんが、スパイスのきいたカリーで最高に美味しゅうございました!
カレーをじるじる啜ること1時間ほど。火の片付けをしながら早々にテントに入ることにします。
昨晩倒れるようにテントに入ったのですが、そういえば、スマホが鳴らないなと思っていたら、どうやら電波が悪く携帯が繋がらなかったようです(ドコモ携帯、2022年7月現在です。不安な方はお問い合わせしてみてください)
携帯がない生活もなかなか良いねえ……と思ってふと携帯を見たら、朝の5時。
折角だから紀伊大島の散策でもしようと思い立ち、車に乗ってドライブに出かけます。
この紀伊大島ですが、テレビ「アンビリバボー」や映画「海難1890」で話題になった、トルコ船沈没事件の舞台なのです。
凪ノ谷キャンプ場に来た方はぜひ来場することをオススメします。
時計は5時をちょっと過ぎた頃でしたが、丁度良い頃間に、トルコ記念館近くの樫野崎灯台から日の出を眺めることができました。
なんとなく、ここからなら日の出が見えるはずと思ってきたのですが、見れて良かった😄
しばしの間ぼんやりと日の出を眺め、キャンプ場に戻ることにします。
戻ったときには朝の6時半頃だったのですが、管理人さんがいらしたため、撤収して帰る旨を伝えしました。
えらい早いねぇ、とのことだったのですが、そう、旅人くたーの朝は早いのです😄(というか朝っぱらからすみません😑)
といつもならばここで帰るところですが、折角和歌山に来たので、このまま北上して、大阪経由で帰ることにします。
紀伊大島を出て出発したのですが、途中で看板が気になり、「潮岬」へ寄ることに。
潮岬は本州最南端で有名ですが、台風時にテレビなどでも紹介される場所です。(トルコ船も荒天時に海難事故にあったかと思うと、複雑な気持ちです)
和歌山の観光地スポットとして有名な場所と言えば色々あるかと思いますが、くたーは「白浜」をオススメしたいと思います。
海も綺麗だし、なにより温泉が有名!
昨晩汗だくのままバタンキューしてしまったため、温泉に浸かって行くことにします。
以前キャンプ仲間のけんちゃんに教えて貰った温泉があったのを思い出し、早速GoogleMapで経路検索します。
串本から白浜までは1時間程度。途中休憩を挟みながら9時前には温泉に到着しました。
この温泉は「崎の湯」と言い、温泉のすぐ前が海というまさに「オーシャン湯〜(オーシャンビュー)」な温泉なのです。
海にお湯が流れてしまうため、石けんやシャンプーなどは利用できませんが、このロケーションを眺めながらぼんやりお風呂に入れるのは爽快です。
また、朝8時から空いているため、旅人にはもってこいの温泉です。