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おかげさまで15周年!外宮前から発信する食のありがたさ「御饌丼の会」【素敵企業紹介】

2024年06月22日(土) 冊子掲載
ね~ちゃん

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外宮前から食の大切さを全国に発信したい!

本誌Vol.13でもご紹介した御饌丼の会は発足から15周年を迎えました。改めてその成り立ちと、今後の展望をご紹介したいと思います。

2007年9月、伊勢市観光活性化プロジェクト内で食部会が設立されました。当時、お伊勢参りは内宮前エリアが賑わいをみせていて、外宮前エリアはその三分の一の観光客となっていました。

このままでは外宮前からどんどん人が離れていってしまう。外宮前の新しい名物を作り、食の大切さや外宮が御鎮座する意味を伝えたい。こういった思いを持つ食部会メンバーが懸命に意見を出し合った結果、御饌丼は生まれました。

「外宮さんにちなんだどんぶりコンテスト」開催

御饌丼の原型は一般からの公募で決まりました。2009年8月1日、「外宮さんにちなんだどんぶりコンテスト」を開催。審査ではどんな思いで作ったか、外宮の要素をどう表現したか、などを重視しました。

ただレシピを考えるだけではなく、外宮のことを知ってもらえるきっかけになるのではないかという思いが込められています。コンテストには388件もの応募があり、レシピにはどれも外宮に対する気持ちがとても込められていました。中には「今まで外宮をよく知らず、今回調べて見方が変わった、ありがとう」とお言葉を下さる方もいたそうです。

最終選考に残った6点のレシピから、「欽ちゃんの仮装大賞」でお馴染みの萩本欽ーさんに審査員長を務めていただき、最優秀賞に選ばれたのが、大晦日の夜に外宮さんに焚かれる「どんど火」をイメージして作られた「どん丼火」です。

「御饌丼」の名前はこうして決まった

御饌丼という名前は、外宮の御鎮座から約1500年間毎日行われている祭り日別朝夕大御饌祭(ひごとあさゆうおおみけさい)の御饌から来ています。「御饌」は神様に献上する食事、食事を敬うといった意味があります。

「”みけ”ってかわいすぎるんじゃない?とも思ったんですけどね。漢字も馴染みのないものですし…。」と笑って話す副会長の山本さん。


▲御饌丼の会副会長 山本武士さん

ただ馴染みのない言葉の方が興味を持ってもらえるし、「外宮前名物丼」だと何のことか分からない。外宮のことをもっと知ってもらえるようにという意味を込めて「御饌丼」という名前になったのだそう。

御饌丼の会のこれから

「人、自然、そして神様への感謝の心、昔から伊勢に伝わる『おかげさま』の心。そのことを伝えるため、御饌丼が観光客だけではなく地元の人からも愛される名物になるようこれからも活動を続けていけたら。」若林会長は続けます。

「毎日食事できるのが当たり前ではなかった時代、人々は日々食への感謝を食の神である豊受大御神へと捧げていました。食事をいただけるのが当たり前の現代ですが、当たり前ではない方々もいらっしゃいます。毎日食事をいただけるのは、本当に『有り難い』こと。にもかかわらず、食への感謝は表面的になりがちです。外宮参拝の折は、そんな『食の大切さ』と『食への感謝』の心をあらためて思い出してもらいたい。作物を育てたり、魚を獲ってくれた人、運んでくれた人、心をこめて食事を作ってくれた人。そして、いただいている様々な生き物の『命』に思いを馳せるきっかけになれば嬉しいですね。」とのこと。

皆さんも神宮参拝の際は御饌丼をぜひご賞味ください。

▲御饌丼の会会長 若林新平さん

御饌丼の会公式ホームページ

「神岳テラスの日常/UNICOTV」では二ヶ月に一度、外宮前の飲食店を訪れその店オリジナルの御饌丼をご紹介していきます!第1弾は「伊勢網元食堂」!

 

先日、第2弾「お食事処 「桂 外宮」」を公開しました!ぜひご覧いただき味わってくださいね!

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