株式会社UNICO(ユニコ)

ALL無料!Adobeのモバイル向けアプリはインストールすべき【イラスト編】

2021年07月01日(木)
もりのこ

WEB部門もりのこ

イラスト制作におすすめのアプリ

前回の【ALL無料!Adobeのモバイル向けアプリはインストールすべき【画像編集編】】に引き続き、Adobe社が提供するモバイル向けアプリケーションソフトをご紹介します。

今回はイラスト制作アプリを3種類ご紹介します。どれもイラストを描くためのソフトで、ぱっと見では違いが分かりにくいところがあります。その違いについてご紹介していきます。

紙にアナログ画材で描いたような表現が可能な「Photoshop Sketch」

「Photoshop Sketch」は、紙に描く感覚で絵を描くことが出来るアプリです。

ブラシの種類と色を選択し、カンバスに絵を描いていきます。筆圧感知にも対応しているため、ApplePencilを使えば筆の強弱も思いのまま表現できます。
ブラシの種類も豊富で、さらにお好みのブラシの追加もできます。
また、レイヤー機能もあるため、線画と色塗りのレイヤーを分けるなどの使い方も可能です。

アプリ名に「Photoshop」が付いているくらいですので、このアプリではビットマップデータとして画像データを扱います。そのため、水彩画や油絵のような、階調表現が細やかなイラストを描くことができます。ただし、ビットマップデータということは、拡大で画像が劣化するという短所があるため、描き始める時点で、使用サイズをしっかり確認しておくことが大切になります。
全ての機能が無償で使用できます。

水彩絵の具などのアナログ画材で描いたような、にじみやかすれ、色の濃淡が表現されています。

システム要件 iOS 12.0以降
iPhone、iPad、およびiPod touchに対応
Androidに対応

ベクターデータのイラストが描ける「Illustrator Draw」

「Illustrator Draw」も、絵を描くことが出来るアプリです。

ブラシの種類と色を選択し、カンバスに絵を描いていきますが、筆の強弱を表現できるApplePencilの筆圧感知に対応していることや、レイヤー機能が使えることは、「Photoshop Sketch」と同じです。

違う点は、画像データの扱いです。アプリ名に「Illustrator」が付いているくらいですので、このアプリではベクターデータとして画像データを扱います。そのため、描けるイラストはセルアニメのような線や塗りがくっきりとしたものとなります。ベクターデータの長所である、どれだけ拡大縮小しても、画像が劣化しないという点も強みです。
全ての機能が無償で使用できます。

筆圧の強弱により線の太さは表現されていますが、色は均一で線の境界もはっきりとしています。

システム要件 iOS 12.0以降
iPhone、iPad、およびiPod touchに対応
Androidに対応

ビットマップ、ベクターどちらも使える高機能な「Adobe Fresco」

「Adobe Fresco」は、「Photoshop Sketch」と「Illustrator Draw」を合体させ、さらに高性能にしたようなアプリです。
ただし、「Photoshop Sketch」や「Illustrator Draw」はAndroidで使用できましたが、「Adobe Fresco」は、対象OSがiOS、Windows 10(モバイル)となります。

一つのファイル内で、ビットマップデータとベクターデータを両方扱えるため、「Photoshop Sketch」や「Illustrator Draw」より複雑な表現が可能となっています。
機能面でも、Photoshopでお馴染みの移動ツール、選択範囲ツール、塗りつぶしツール、スポイトツールが使えるので、例えば、任意の範囲を選択し拡大縮小、移動させるなど、イラストの微調整が簡単に行えます。

無償のスタータープランでは、追加のブラシが使えないなどの制限もありますが、個人利用であれば充分な機能が使用できます。

青い線がベクターブラシ、黄色と赤の線がピクセルブラシを使用。ベクターとピクセルは、レイヤーも別となります。上記2アプリよりツールも多く、より高度な表現が可能です。

システム要件 iOS 13 以降
iPhone、iPad、およびiPod touchに対応
Apple Pencil、Apple Pencil(第 2 世代)
Windows 10 バージョン 1903 以降
Intel、NVIDIA、または AMD の GPU、Direct X 機能レベル 12.1 搭載

スタイラスペンと合わせて

今回ご紹介したアプリはどれもスマホでも使用できますが、その真価を発揮するのは、筆圧感知可能なスタイラスペンを使用した場合です。
そのため、iPadシリーズやSurfaceシリーズなど、スタイラスペンに対応したタブレットでの使用が好ましいと言えます。

スタイラスペンに対応したタブレットは、現時点で一番安価なiPad(第8世代)+Apple Pencil(第1世代)の組み合わせでも、38,280円〜+11,880円で50,160円〜と、そこそこのお値段がします。
しかし、アナログ画材も揃えるようと思うと高額になりますし、タブレットはその値段に見合うだけの豊かな表現が可能となりますので、イラストを描く方はぜひ検討してみてください。

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