
制作部門てんくる
キャリアコンサルタントは「キャリアコンサルティングを行う専門家」です。
「キャリアコンサルティング」とは、労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力の開発及び向上に関する相談に応じ、助言及び指導を行うことをいいます。(平成27年9月改正:職業能力開発促進法 第二条第5項)
私たちは自分の生き方を自分で考え、形成していかなければなりません。そのお手伝いをするのが、私たち「キャリアコンサルタント」です。
企業としても、社員のメンタル不調は放置できない問題となっています。キャリアコンサルティングを導入することで、社員のモチベーションアップにつながるだけでなく、職場の環境改善にもつながり、離職率の低下や生産性の向上に期待ができると、導入を検討する企業が増えています。
2016年4月より、キャリアコンサルタントは国家資格として法制化されました。現在、公的就業支援機関、大学のキャリアセンター、企業の人事部門など、様々な場所で、キャリアコンサルタントが活躍しています。
大きく分けると5つのポイントに分けられます。
①社員のメンタルヘルス対策 |
②病気•産休•育休などで、休職前•休職中•休職後の社員への職場復帰の支援 |
③社員のキャリア形成の支援 |
④人事考課時•昇進•降格•移動などの面談 |
⑤職場環境の改善 |
ここ数年問題となっている、パワーハラスメントやセクシャルハラスメント、モラルハラスメントなど、社員の問題行動をやめさせたい場合も⑤に当てはまります。
本人は気づいていないけれど、メンタル不調に陥っているかもしれません。
人間関係や仕事に問題点を抱えていて、社内や身内に相談出来ない場合、そのまま放っておいたら最悪、休職・離職につながるケースがあります。外部の第三者であるコンサルタントに話を聞いてもらうことで溜まった気持ちを吐き出せ、気分がリフレッシュされます。また、カウンセリングを行うことでその人の抱えている問題や課題を聞き取り解決に向けて自分で動けるよう支援します。
仕事に慣れてきた頃、または仕事に対してマンネリ感が生じた頃、自分の将来に対して漠然とした不安を感じているかもしれません。
こういった場合、その方の将来のキャリア形成について一緒に考えます。将来、自分はどうなりたいのか?その為にはどんな能力・資格が必要かを考え、目標を立てることで現在の漠然とした不安や停滞感から解放され、前向きになれます。
仕事の環境が変わってうまくなじめずストレスを感じているのかもしれません。また、昇進によって仕事に対する責任が拡大し、知らない内に重圧を感じているのかもしれません。
このような「キャリアの転換期」にあたるタイミングでコンサルティングを行うことで、自分の今の状態を知り、うまく適応できているか、ストレスは感じていないかどうかを確認できます。
周囲の人とうまくコミュニケーションが取れていないのかもしれません。また、自分では自覚していませんが、パワハラ、セクハラをしてしまっている可能性があります。
面談によりその行動がどうして引き起こされているのか原因究明に努めます。問題を抱えている本人が、自分の内面と向き合うことで解決できるよう支援します。一人ひとりの意識改善が、職場のコミュニケーション改善に繋がり、働きやすい職場環境になることが期待できます。
産休明け、育休明け等から復帰した時は、本人が以前のように働けなくて困っているかもしれません。
こういった場合、その方の休職後の復帰を支援します。復帰後の勤務時間・仕事の量、仕事内容等、考慮して欲しいことを洗い出し、働きやすい職場環境を一緒に考えます。周囲の支援が、復帰後の離職を抑制します。
キャリアコンサルティングを活用することによって、社員は自分の適性や能力に気づくなど自己理解を深め、今後のキャリア形成を考えるようになります。自身のキャリアプランを明確に立てることで現在の仕事に対するモチベーションが上がります。
また、キャリアコンサルティングをきっかけに職場環境改善にもつながるため、会社の生産性の向上や離職率の低下が期待できます。UNICOにも、より活気ある職場への改革を考える企業様からのお問い合わせが増えています。
社員のモチベーションアップを図りたい、職場を活気付けたいとお考えの企業様UNICOのキャリアコンサルティングを利用してみませんか?詳しくはUNICOまで、お気軽にご相談ください。