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一生寄り添う感動焼肉 創業六十年の松阪牛専門焼肉店「一升びん」浅井 大司代表【TOP’S RERAY】

2024年06月22日(土) 冊子掲載
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広報企画部門asamint

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今回の「TOP’S RELAY~三重の未来を担う経営者に聞く~」のゲストは、前回のゲスト松阪市で外来診療、訪問診療、訪問看護ステーション等を行う「いおうじ応急クリニック」院長良雪雅先生からのご紹介で、東海エリアにて「一生寄り添う感動焼肉」という理念のもと店舗を展開している、創業60年の松阪牛専門焼肉店「一升びん」三代目代表の浅井大司さんにお話をお伺いしました。

1962年9月に創業以来、松阪市内をはじめ三重県内、愛知県と14店舗が営業中の「一升びん」。市内に飲食店の少なかった当時、ちゃぶ台を囲み一升瓶を中心に置いて楽しく食事をしていた温かい家庭のイメージを感じられるようなお店にしたい、との思いでつけられた名前だそう。
日本三大和牛である松阪牛が、本格的ながら家族連れも安心のお値段で味わえるとのことで、県内外から高い人気を得ている焼肉店です。

トップブランドに見合うサービスを

一升びんのこだわり 浅井代表には店舗を経営する上で大切にしている考えがあります。

「飲食店として、お客様にご満足いただくということは皆さん目指されることだと思います。ただ私にとって満足してもらうのは当たり前であり、店に来て感動していただけるような、また来たいと帰る時に思っていただけることが大事だと思っています。そのためには店の滞在時間内で起こるいろいろなイベントにおいて、気遣いや心配りができているかが重要です。例えば、案内や料理の提供の仕方、飲食中の様子の確認、お見送りもかかさず行います。一升びんにお越しいただけたら、このような細かいポイントを大切にしてくれると、お客様に満足して帰ってもらうことが何より重要だと考えています。」

取り扱っているお肉の品質にもこだわりがあります。

「全国でもトップブランドの松阪牛を販売しているからには、どうおいしく調理するか、職人さんがどうさばけば美味しいかを見極める必要があります。肉の味には職人さんのお肉のカットの仕方も大事になってくるし、切り分け方や盛り付け方でも変わってきます。職人さんたちはプロとして仕事されているし、お肉の良さに店が負けないようにしないといけない。提供方法からこだわっている部分です。」


▲代表の浅井大司氏

SNSで届けたい!

社長自ら発信する焼肉の魅力 代表という忙しい立場ながら、SNSの更新やブログの執筆、ラジオ出演など自社や自身の発信をかなり頻繁に行なっている浅井代表。UNICO社内でもSNSでの発信はこまめに行なっていますが、その発信頻度は比べものになりません。その原動力はいったいどこから来るのでしょうか?

「たしかに大変ですね。だけどそれ以上にSNSで発信をすることが好きなんです。」 学んだことを自分のものにするだけでなく他の人に共有したい。そんな思いが強いと話す浅井代表。

「なかなか社長の仕事や考え方って他の人に伝わりづらいじゃないですか。時間もないし。お肉の勉強とか、私が会社のグループ全員に直接教えるのは無理だけどSNSならそれができる。好きな時に見れるのが大きいですし、一人でも勉強になっていればいい。うちの社長何してるんやろ?が分かる。だから従業員に向けて発信したいという思いが強い。それが一番の目的です。」

実は焼肉屋にほとんど行ったことがない取材スタッフ。浅井代表のYouTubeチャンネルに上がっているshortsを拝見してマナーを勉強しました。


▲浅井代表のYouTubeチャンネル「肉ちゃんねる」は溢れる肉愛!

「それは嬉しいですね。そういう人に向けても知ってほしいという気持ちがありますから。焼肉はかなり特殊なシステムで成り立っているんです。外食って普通は調理済みのものが出てくるじゃないですか。でも焼肉は自分で調理するんです。お客さん自身が料理人ということですね。せっかく高いお金を払って一升びんに足を運んで下さったんだから、最高の状態で召し上がっていただきたいじゃないですか。わたし自身が店舗に出向いて焼き方をレクチャーすることはできないけれど、SNSなら不特定多数の人が見てくれる。そうすればもっと焼肉を楽しんでもらえるんじゃないかと思うんです。自分も発信していて楽しいし、お客さんに喜んでいただけたらもっと嬉しい。これも発信を続ける一つの理由ですね。」とのこと。

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3代目浅井大司 オフィシャルブログ

後を継ぐ気はなかった!?三代目就任のきっかけとは

一升びんの三代目として経営から発信まで幅広い業務を日々行なっている浅井代表。やはり幼い頃から経営者としての勉強を行なってきたのかとお伺いすると、意外な答えが返ってきました。

「実は最初後継のことはあまり意識していませんでした。高校生ごろまで店を継ぐ意識はなかったんです。二代目である父も継いでほしいとは一切言わず、むしろ継ぐ必要はない、好きなことをやれと言われてきました。」

▲一升びん 本店

大学を卒業してから一度証券会社に入社、そこで5年間勤めたという浅井代表。自分が社会に出て働く立場になってからそこで初めて、父親の仕事ぶりの素晴らしさを実感したそうです。

言葉ではなく背中で語る父の仕事がとても偉大だと感じ、いつしか父のようになりたいと思うように。そこから後継の勉強を始め、今に至るとのことです。

これからも目指す地域ナンバーワンの焼肉屋

一升びんの良さはお肉の品質だけでなく店舗スタッフのサービスが素晴らしいのも大きなポイント。そこには在籍するスタッフに対しての手厚いサポートや様々な取り組みがありました。

しかし浅井代表はまだまだ足りない、といいます。

「仕事としてのメリハリは大切だけど、スタッフとは家族というか……仲間みたいな人間関係を築きたいと思っています。第二の居場所的な。仕事って、人によっては家族と接する時間より長いじゃないですか。顔を合わせている時間が長い分、互いに相談し合えたり普段の悩みも聞けたりするようなコミュニケーションの取り方ができる職場にしていきたいと思っているんです。」

そのためにこれから従業員の満足度をもっとあげたいと浅井代表は語ります。

「今の時代、働きやすさと働き甲斐はすごく大事。その追求に加え、もっと頑張りたい、もっと現場をよくしたいと思っているスタッフさんが成長できるようなシステムの構築。この会社にいて心地いいと思ってもらえるようスタッフ一人一人と向き合い、組織のパートナーとして共に歩んで行けたらと思っています。」

近年は人口減少がすすんでおり、働き手も少なくなってきています。ロボ化や券売機の導入、注文のタッチパネル化をしているところも増えてきています。お肉だけでなくスタッフの対応も含めた全てがA5ランクのお店を目指す一升びん。求められているのは、「心の豊かさ」だと感じています。

「お客さんの中には二、三世帯のご家族で来られる方も多くいらっしゃいます。その中で小さなお子さんが来た時、スタッフ一人一人の輝きでお子さんに良い思い出を与えられたらと思っています。ここの焼肉美味しい、スタッフさん楽しそう、と。ちょっとでもいいから記憶に残る体験になって欲しい。そうしてその子が社会人になったころ、一升びんが働き先の選択肢の一つになれば嬉しいです。食べて腹を満たすだけでなく、プラス人との触れ合いの中で芽生える心の豊かさというのがうちの魅力です。省人化はこれからもどんどん進むと思いますが、人が切ったお肉を人が運んで、そこで生まれるコミュニケーションや笑顔を一升びんでは大切にしたい。極端な話、1000年続けられるような地域ナンバーワンのお店として、日本一働きたい焼肉店を目指していきたいですね。」

この記事をご覧の皆様も、東海エリアに足を運ばれた際は、ぜひ一升びんにお立ち寄りください。心とお腹を満たす至高の体験を味わえること間違いなしです!

企業情報

企 業 名 株式会社いいとも
所 在 地 〒515-0004 三重県松阪市久保町106-23
T E L 0598-23-1292
代 表 者 浅井 大司
店 舗 名 一升びん
本店所在地 〒515-0034 三重県松阪市南町232-3
本店TEL 0598-26-4457
営業時間 11:00~21:30(LO21:00)
※店舗により異なります 公式URL https://www.isshobin.com/

次回のゲスト

次回は株式会社やぶや 代表取締役 薮谷文則氏をお迎えします。

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