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コピペ作業を効率化できる!Windows「クリップボードの履歴」機能【UNIPOINT】

2022年03月10日(木) 冊子掲載
雨宮

WEB部門雨宮

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パソコン作業において、よく使う操作の1つが「コピー&ペースト」かと思います。文章等をパソコンに一時保存(=コピー)し、そのデータを呼び出して再利用(=ペースト)できるという便利な機能で、作業効率に関わる、なくてはならないものです。

このコピー&ペーストですが、Windowsの標準機能「クリップボードの履歴」により、使い勝手をさらによくできることをご存じでしょうか?今回はそんな「クリップボードの履歴」についてご紹介したいと思います。

コピー&ペーストの往復作業を削減

「クリップボードの履歴」は過去のコピー履歴最大25件を再利用(ペースト)可能にする機能です。

使用方法は簡単で、[Windows]キー(ロゴのあるキー)+[V]キーを押すことでクリップボード履歴を表示させ、過去のコピー履歴から貼り付けたいデータをクリックして貼り付ける、という操作だけです。(初回利用時のみ機能の有効化が必要※下記参照)

そもそも「クリップボード」とは、コピーしたデータを一時保存する場所のことで、そこに保存できるデータ数は通常1件のみです。しかしこの機能により、過去25件のデータが再利用可能になるため、使い方次第でコピー&ペーストをもっと楽に行うことができます。

例えば、複数のデータを別の場所へ貼り付けする作業があるとします。通常であれば、ひとつずつコピーしてペースト、コピーしてペースト、という作業を繰り返し行います。ところがクリップボードの履歴を活用すると、まず先に全てのデータをコピーしておいて、その後で履歴の中から順番に貼り付けていく、という操作が可能になります。

いかがでしょうか。作業対象となるデータの数にもよりますが、コピー元と貼り付け先を往復する作業の手間が減り、作業時間短縮が見込めます。

「ピン留め」でよく使うフレーズを記憶

クリップボードの履歴は、25件を上回ると古いデータから1件ずつ消えていき、またパソコンの電源を切るとすべてのデータがリセットされてしまいます。しかし、こういった自動削除を防ぐ方法として「ピン留め」という機能が準備されています。

例えば、メールや文章作成の際など、普段から決まって利用する機会の多いフレーズがある場合、事前にピン留めしておくことで、自動削除を回避でき、再利用することが可能になります。

Windowsユーザーの方はすぐに使用可能です

Windowsの標準機能のため、インストール不要ですぐ試すことができる点も「クリップボードの履歴」の良いところです。興味を持たれた方は、ぜひ一度お試しください。

「クリップボードの履歴」機能の特徴と使用方法まとめ
機能の特徴 ●過去にコピーしたデータを最大25件保存可能
※25件を超えると古いデータから自動削除されるため注意
「ピン留め」機能により自動削除させない事も可能
●画像も保存対象(1件につき4MBまで)
●「他デバイスとの同期」機能により複数デバイス間での履歴共有が可能
 ※共有にはマイクロソフトアカウントが必要です。
使用方法 ①キーボードの[Windows]キー+[V]キーを押し、「有効にする」をクリック ※初回利用時のみ
②文章や画像をコピーする
③貼り付け先にカーソルを合わせて[Windows]キー+[V]キーを押す
④クリップボード履歴から貼り付けたいデータを選択

※OSのバージョンによっては利用できない場合があります。

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