
広報企画部門はづき
日本最大級の複合型商業リゾート施設「VISON」の第1期オープンからはや3ヶ月…先日、グランドオープンを迎え、県内外の方で賑わっています。
今回はそんなVISONのある三重県多気町が「未来都市」になるかもしれないという話題。
内閣府が進めている国家戦略特化施策で、簡単に言うと、最先端の技術を活用し、未来の暮らしを実現しよう!というもの。公募には全国の自治体31組が集まり、その中の1つが、多気町を中心に6つの町が共同で提出した「三重県広域連携スーパーシティ構想」でした。
▲ネーミングからしてとんでもないことが起こりそうな予感…
スーパーシティ構想には大きく分けて、新たに都市開発を行う「グリーンフィールド型」と、すでにある町の再開発を行う「ブラウンフィールド型」の2つに分類され、多くの自治体はブラウンフィールド型を採用していますが、今回多気町など6町の提案は全国的に珍しいどちらも採用したハイブリッド型になります。
まずは「VISON」をグリーンフィールドと位置付け、「医療ヘルスケア」や「モビリティサービス」「地域活性化」「デジタル地域経済圏」など8分野で、民間企業の最先端技術を投入。そしてブラウンフィールドの6町の地域課題を解決していこうというもの。
具体的には民間では初めて許可を受けた施設を直結させたスマートICを筆頭に、自動運転のバスやドローン、ロボットなどの導入や、顔識別で行うことができるフル顔認証決済、住民のデータを管理して遠隔治療やオンライン診断などの最先端のデジタルインフラをVISONに導入していく予定なんだとか。
そしてこの技術をVISONを囲む6町に還元し、「生活者ファースト」な地域づくりを目指す、とあります。
なんだか凄そう…まさに未来都市…。
VISONをきっかけに、雇用の創出をはじめ観光客の流入や企業招致、若年層の定住促進など、新たな人の流れを生み出すことで、地域も潤い、さらには少子高齢化・過疎化の課題解決に繋がるこのプロジェクト。
身近な街でこんな壮大なプロジェクトが進んでいることに、調べれば調べるほどワクワク!この街の10年後はどう変わっているのでしょうか。
▲大人や子ども…誰にも優しい都市でありますように。
ちなみに、この「スーパーシティ構想」、今年の夏を目処に5件程度に絞り込み、実施する自治体を決定する方針です。
まだVISONに行ったことのない筆者……まずは産直市場「マルシェ ヴィソン」で新鮮な食材を手に入れて、サンセバスチャン通りでスペインの風を感じながら、薬草風呂で癒されにいきたいと思います!
▲UNICOスタッフも第1期オープンの時に視察。どこを撮ってもオシャレでスタイリッシュな空間に感動。
あくまでも、視察!です!