株式会社UNICO(ユニコ)

Windowsパソコンでのファイル検索のコツ【UNIPOINT】

2021年08月05日(木) 冊子掲載
雨宮

WEB部門雨宮

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Windowsでは「エクスプローラー」というアプリーケーションでファイル管理を行っており、並び替えや検索等の機能によって、ファイルの整理・取り出しを便利に行うことができます。

この検索機能ですが、みなさんは「たしかに保存したはずのファイルが、なぜか検索でヒットしない。」という現象に遭遇したことはありますでしょうか?

わたし自身何度かこの現象に直面し、毎回原因がわからないまま、結局はスクロールと目視で探す作業を繰り返してきました。


▲「このファイル、こんなところにあったの⁉︎」はあるある話…

実はこの現象、少しの手間で解消することが可能です。今回はそのコツをご紹介したいと思います。

「単語」として検索すると結果が安定しない

まずエクスプローラー検索では、検索語句は「単語」とみなされます。

例えば、「資料」「データ」など、それ自体で1つの意味をもつ単語で検索を行う場合、ファイル名がそれら単語を含んでいれば、期待した検索結果が得られるかと思います。

では、「なぜか検索がヒットしないケース」はどういった場合に起こるのでしょうか?

それは検索語句が「単語」として認識されていない場合です。

例えば、「料」「ータ」など、単語の一部(文字列)で検索を行うと、結果は安定しなくなります。(1件もヒットしないか、一部のファイルだけヒットする等。)

「文字列」として検索する

このような文字列を検索対象に含めるためには、「クエリ構文(AQS)」を使用します。クエリ構文とは、検索条件を調整するキーワードと検索語句を合わせたもので、高度な検索により、単語だけでなく文字列まで含めて柔軟に検索することができます。

例えば、「名前:~=●●」(●●は検索語句)というクエリ構文。この場合は、「●●という文字列を含むファイルを検索する」という意味になります。この方法を使用して、さきほどの「名前:~=料」で検索を行うと、漏れなく該当のファイルがヒットするかと思います。

その他にも、たとえば下記の表ような検索条件で結果を絞り込むことも可能です。

いかがでしょうか?

構文を打つ手間こそありますが、このフレーズに慣れてしまえば、通常の単語検索よりも柔軟に、安定した検索結果が得られることかと思います。Windowsユーザーのみなさんは、よろしければ一度お試しください。

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