株式会社UNICO(ユニコ)

オープンじゃない?LINEオープンチャット【UNIPOINT】

2020年04月30日(木) 冊子掲載
てんくる

制作部門てんくる

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みなさんご存じのメッセージアプリ 「LINE」。

現在様々なサービスを提供しているLINEですが、今回お話しするのは2019年8月に新機能として登場した「LINEオープンチャット」です。比較的新しいサービスなのですが、筆者はとある案件でLINEグループトークを使おうと考えていたところ、より適したサービスとしてオープンチャットに行き当たりました。

このオープンチャットは、簡単に説明すると「同じ趣味や目的をもった人とチャットを使って広く交流できる」というものです。ただ、色々と機能を調べていくとどうもオープンじゃなくても使えるぞ、ということがわかってきたので、これまでのサービスとの違いを中心にご紹介したいと思います。

LINEグループトークとオープンチャットの違い

まずは下記の表を見てみてください。

項目 グループトーク オープンチャット
作成方法 友だち数人を選んで作成 自分一人から作成可能
公開範囲 参加者以外からは見えない ・公開/非公開を設定
・公開の場合、LINEアプリ内で検索可能
参加方法 友だちからの招待 ・検索(公開の場合)
・QRコードや友だちからの招待
・参加に認証コード設定可能
・管理者の承認制可能
参加者の名前 LINEで登録している名前 トークルーム毎にニックネームを設定
チャットの閲覧 参加後のチャットのみ閲覧可 参加前のチャットを閲覧可
友だち登録 他の参加者を友だち登録できる 他の参加者を友だち登録できない
参加人数 最大500人 最大5000人 ※人数制限可
トークルームの管理 参加者は同じ操作が可能
(権限に違いなし)
・管理者を設定可能
・共同管理者を設定可能
退会方法 参加者が退会を選択する ・参加者が退会を選択する
・管理者が退会させる
 ※再入会禁止設定可
トークで使える機能 通常の1対1トークと同様 ノート、写真・動画、イベント、リンクファイル、投票、位置情報、BOT
トークで使えない機能 BOT 連絡先、送金、ギフト、あみだくじ、グループ電話など

いかがでしょうか。
大きな違いとしては、「グループトークは見知った友だちとのやりとり」を前提としているのに対し、オープンチャットは「匿名参加が可能であり、個人情報をやりとりしない」という方針で作られているのがわかります。

この表にあるとおり、オープンチャットでは参加するために確認コードを入力させることができたり、管理者による参加承認制にしたりすることができます。これは全くオープンではなく、メンバーをコントロールできることがわかります。

また、管理者による強制退会も可能なため、小さなコミュニティでルームから退出せず放置されている…ということも防ぐことができます。なんとなく可能性を感じますね!

活用できそうなシーン
職場のチーム毎での情報共有
会社や団体をまたいで広く話し合いを行う
イベント開催時の運営スタッフ同士の情報共有(イベントが終わったらルームは削除)

筆者としては「トークルーム毎にニックネームを設定できる」のがとても便利な機能だと思いました。ニックネームという名称ですが、むしろ社名などを入れることができるので、より個人を識別しやすくなるとも言えます。個人のLINEアカウントで仕事先の名前をつけることはないので助かります。

みなさんは何か面白い使い方を思いついたでしょうか?色々と制約も多いものの、ビジネスの現場でもうまく使える機会は多いと思います。ぜひ活用してみてください。

※利用の際は利用規約および禁止事項を確認し、目的に合っているかどうかを見極めてから使ってください。特に「出会い系」、「商品購入への誘導」、「勧誘」などは禁止事項となっています。
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