
ASO部くたー
最近、友人知人そして仕事で関連する方から「キャンプしてるみたいだけど、俺も一回連れて行ってくれ!」と言われるか「ホームページをリニューアルしたいのだけど何かない?」この2つのキーワードを良く聞きます。
キャンプはIT関連事業者で集まって出来たら嬉しいなと思うので、ぜひキャンプ好き&IT関連の仕事しているよ!(それ以外の職種でももちろんOK)とお問い合わせ頂ければ嬉しいです。ぜひ焚き火でもしながら語り合いましょう(笑)
さて、今回はキャンプではなく「ホームページリニューアル」について、真面目に考えてみようと思います。
数年前はすごく良かったデザインも今となってはシンプルすぎる…スマホ化したいなど、リニューアルの理由は人によって様々です。
流行デザインへの変更やスマホ化などは、リニューアルしなくては解決できない問題かもしれませんが、実はリニューアルする前に取り組むべき作業があるのでは?という点も踏まえて、お話を進めていきます。
「ホームページを新しくする事だけが選択肢」だと思い込んでいないか、新しくする前に取り組める作業はないのか?
ホームページのリニューアルとは、制作したホームページを刷新し、文字通り新たに作り直すことです。
WEB界では新しい技術が日進月歩で成長し続けており、「伝統的」「古き良き」という言葉はあまり聞くことはありません。
稀に古き良きサイトが生き残っているとすれば、それは、阿部寛さんのWEBサイトなんかを指す言葉だと感じます。
WEB界の重要文化財でしょう。
愛生会病院さんのWEBサイトも歴史的文化財という点で有名でしたが、2013年7月に閉鎖したとのこと。ドメインを新たに復活されたそうですが、時代の波に押され、一般サイト化してしまったそうです。
ずばり、3年程度でリニューアルすることが多いように思われます。
理由としては、デザイントレンドの移り変わりや新技術(動的要素やシステム等)など、3年周期で何かしらの技術が登場し、流行するからではないかと推測します。
最近では「スマホ対応」や「JavaScriptを使い動的要素を盛り込む」「CMS導入」など、ホームページの骨格部分から全面改装しないと対応が難しい事例もあり、リニューアルするきっかけとなっている事も多いように感じます。
目的によっても異なりますが、リニューアルの費用は新規制作した場合とほぼ変わりないか、スマートフォン対応やCMS導入(Wordpress構築)などで費用が高くなることが多い印象です。
リニューアルを進める前に、まずは現状のホームページについて確認をしましょう。
現在のホームページは当初立てた目標に到達しているか?いないのであれば、それはなぜなのかを検証する必要があります。
※「とりあえずホームページを立ち上げたい」等が目標の場合は、目標達成がされていると捉えて良いでしょう。
例えば「アクセス数を増やしたい」や「サイトからの受注を増やしたい」といった目標の場合は、数値化された結果が必要となります。
結果を知るにはアクセス解析ソフトを利用するのが良いでしょう。
アクセス解析で検証できる事は「どの期間に、どのぐらいの閲覧者がきて、サイトを経由して仕事に繋がったのか(成約率:コンバージョン)」など様々な要素を検証可能です。
注意:アクセス解析ソフトの多くは事前にホームページにタグを埋め込む必要があります。
アクセス解析ソフトを利用すると、様々な数値からWEBサイトの「状態」を読み解くことが出来ます。
ホームページの現状確認ができたら、次は「どういった目的でリニューアルするのか」を考えましょう。
問題点が解決できる糸口が見つかりそうかを検討します。
例えば上記の例ですと、こんな感じの選択肢が選べます。
などなど、リニューアルしなくても解決できる目標もあります。
さてまとめますと、
リニューアルすることで解決できることもあれば、リニューアルしないでホームページをテコ入れすれば解決できることもあります。
安易にリニューアルすれば問題解決!とならず、じっくり考えてみるのも良いのではないでしょうか。